パーマネント神喜劇 / 万城目 学

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★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
「あんたの願い、叶えてあげる」
こんな神様、信じていいの――!?

デートの途中、突然時が止まった。
動かない街に現れたのは、「神」と名乗る見慣れない二人の男。
ペラペラまくしたてる二人に肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う……?
面白さ、神話級! !
アヤしげな「神様」に願いを託し、叶えたり振り回されたりする人たちの、わちゃわちゃ神頼みエンターテインメント。
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ほんわか、ほのぼの、クスクス系の神様のお話。
万城目さんのこの路線の温かいおかしみが好き。
ちょっとほろっとする人情喜劇。
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# by wakabadana | 2017-10-14 23:33 | 万城目 学 | Trackback | Comments(0)

永遠の出口 / 森 絵都

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★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
小さい頃、私は「永遠」という言葉にめっぽう弱い子供だった――。
10歳から18歳まで。
ナイーブでしたたかで、どこにでもいる普通の少女、紀子の成長をめぐる、きらきらした物語。
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森さんは私よりちょっと年上だけどほぼ同年代。
だからか、この主人公の少女が抱く思春期特有の感情がわかりすぎるくらいわかって、なんだか、自分の思春期を見せられているような錯覚に陥りました。
彼女と私の身に起きる出来事は当然ながら全然違うものなんだけど、彼女の思いや取り巻く空気感や、そういったものがすごく似ていて、ノスタルジーがすごいです。
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# by wakabadana | 2017-10-06 00:14 | 森 絵都 | Trackback | Comments(0)

か「」く「」し「」ご「」と「 / 住野 よる

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★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。
みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。
別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。
クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。
ベストセラー『君の膵臓をたべたい』の著者が贈る、眩しくて時に切ない、共感度 1の青春小説!
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中高生はものすごく共感するんじゃないかな。

今の学校生活、空気を読んだりクラスメートの顔色を確認しながら過ごすことが必須なんじゃないかと思うんだけど、そのせいで気を遣い過ぎたり消極的過ぎたり、逆に元気キャラで疲れたり。
そんな風に過ごすのはクラスで浮いたりいじめられたりしないための対策でもあるけど、仲のいい友達を思いやってのことだったりもする。

これは、仲の良い5人の少年少女たちが、お互いを大切に思っているからこそ時には傷ついたり悩んだりする優しい物語です。
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# by wakabadana | 2017-09-25 23:37 | 住野よる | Trackback | Comments(0)

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 / 川上 和人

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★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
出張先は火山に、ジャングル、無人島……!?

耳に飛び込む巨大蛾、襲い来るウツボと闘い、吸血カラスを発見したのに、なぜか意気消沈し、
空飛ぶカタツムリに想いをはせ、増え続けるネズミ退治に悪戦苦闘する――。
アウトドア理系「鳥類学者」の知られざる毎日は、今日も命がけ!
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『NHKラジオ・夏休み子ども科学電話相談』の鳥類担当でもある川上先生の著書。
おやじギャグやオタクギャグがふんだんに散りばめられていて、とにかく面白い。
鳥の生態というよりは、鳥類学者の生態や苦労がよくわかる。
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# by wakabadana | 2017-09-25 23:21 | 川上 和人 | Trackback | Comments(0)

アノニム / 原田 マハ

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★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
ジャクソン・ポロック幻の傑作「ナンバー・ゼロ」のオークション開催が迫る香港。
建築家である真矢美里は七人の仲間とともにオークション会場へ潜入していた。
一方、アーティストを夢見る高校生・張英才に“アノニム”と名乗る謎の窃盗団からメッセージが届く。
「本物のポロック、見てみたくないか?」という言葉に誘われ、英才はある取引に応じるが…!?
ポロックと英才、ふたつの才能の出会いが“世界を変える”一枚の絵を生み出した。
痛快華麗なアート・エンタテインメント開幕!!
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美術品などにはとんと疎いけど、この謎の集団が漫画ちっくでカッコイイ。
展開はありきたりな気がしないでもないけど、最後まで面白く読んだ。
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# by wakabadana | 2017-09-20 00:01 | 原田マハ | Trackback | Comments(0)

ぼくには数字が風景に見える / ダニエル・タメット

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★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
著者ダニエルは、数学と語学の天才青年です。
それは、ダニエルが映画『レインマン』の主人公と同じサヴァン症候群で、数字は彼にとって言葉と同じものだから。
複雑な長い数式も、さまざまな色や形や手ざわりの数字が広がる美しい風景に感じられ、一瞬にして答えが見えるのです。
ダニエルは、人とのコミュニケーションにハンディをもつアスペルガー症候群でもあります。
けれども、家族や仲間の愛情に包まれ、一歩ずつ自立していきます。
本書は、そんなダニエルがみずからの「頭と心の中」を描いた、驚きに満ち、そして心打たれる手記です。
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サヴァン症候群や共感覚の話はとても興味深い。
私にもなにか共感覚のようなものがないかと、ネットの怪しげな診断とかしてみるのだけど、ないなぁ…。
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# by wakabadana | 2017-09-12 21:42 | ダニエル・タメット | Trackback | Comments(0)

Aではない君と / 薬丸 岳

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★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
あの晩、あの電話に出ていたら。
同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。
親や弁護士の問いに口を閉ざす翼は事件の直前、父親に電話をかけていた。
真相は語られないまま、親子は少年審判の日を迎えるが。
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少年犯罪が目立つようになった昨今、少年犯罪を題材にした物語はもう珍しくないしインパクトも強くない。
だけどその分、より臨場感と説得力を持つようになってしまった。

この物語も、事件が起きた背景や家族の感情など、とてもリアルに感じられて身につまされる。

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# by wakabadana | 2017-09-01 22:04 | 薬丸岳 | Trackback | Comments(0)

キトラ・ボックス / 池澤 夏樹

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★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
キトラ古墳の謎、北京の陰謀。
1300年の時空を超えた考古学ミステリー!
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ストーリーや設定や趣向は私の好きなタイプの物語だったけど、説明文が多くて少し退屈に感じてしまった。

あと、場面の切り替わりがわかりにくい。
場面が切り替わったことはわかるけど、どこに替わったのか理解するまでに少し時間がかかる感じ。
私は、本を読むときは映像を頭に思い浮かべながら物語に入り込むのだけど、なかなか映像化しない作品だった。

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# by wakabadana | 2017-08-31 00:03 | 池澤 夏樹 | Trackback | Comments(0)

静かな雨 / 宮下 奈都


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★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
「忘れても忘れても、ふたりの世界は失われない」

新しい記憶を留めておけないこよみと、彼女の存在が全てだった行助の物語。
『羊と鋼の森』と対をなす、著者の原点にして本屋大賞受賞第一作。
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使い古された感のあるストーリーだけど、ふんわりとした優しさを感じる物語。


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# by wakabadana | 2017-08-10 22:28 | 宮下奈都 | Trackback | Comments(0)

罪の終わり / 東山 彰良

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★★★★★<5段階評価>


作品紹介(Amazonより)--------------------------
小惑星衝突後の世界。
恐怖や暴力が蔓延し、他人を信じることも難しい。
罪だけ増え続けていた。
そこに彼は降り立つ。
価値観を破壊し、悩める者を救済する。
数々の奇跡、圧倒的な力。
誰もが知りたがった。
後世、神とよばれた男の人生は、どんなものだったのか――。
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東山さんの作品は初めて読んだけど、描写力がすごくて度肝を抜かれた。
情景の描かれ方がとても鮮明で、まるで映像作品を観ているかのようだった。
今までたくさんを本を読んできて、映像作品のような本もいくつかあったけど、この作品はその中でもトップにくる。
読後の余韻が映画を観終わったあとのようだった。

装丁のイメージに引っ張られているところはあると思うけど、『バッファロー'66』の頃のヴィンセント・ギャロを思い起こさせる、
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# by wakabadana | 2017-07-29 23:15 | 東山 彰良 | Trackback | Comments(0)